📓 『カタカムナ』 全80首の意味−第14句の解説


『カタカムナ』 全80首の意味−第14句の解説


『カタカムナ』第14句

今回の 第14句 は、人によっては ドキッ! とする内容です。
なぜなら?

神様自身が こんな人には神が罰を与える! と語っているからです。


テーブルデザインピンク2行 私も、罰を受けちゃうんですか? この前、ダイエット中なのにこっそりアイス食べちゃいました。
大丈夫。よほどのことがなければ、一般の人は、罰までは受けません。 でも、よほどのことがある人は…… 『天網恢々疎てんもうかいかいそにして漏らさず』 (神にLock-onされたら、逃げられないぜ)   ・    ・  実は、『カタカムナ』を通して神様と何度もやり取りをしているウチに、神様の好きな人、嫌いな人の傾向が、だんだん見えてきましたよ。
神様が好きな人・嫌いな人 🆗 【神様が好きな人】は? -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-  ・ 楽しんで努力してる人。悲壮感はダメ  ・ 他人への影響力が強い人  ・ ニコニコ幸せ顔。常に心からの笑顔。
🆖 【神様が嫌いな人】は? -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-  ・ 他人の権利を奪う人   (ズルい・独占・制限・命令・強奪など)  ・ 不平不満が多い、不幸な人  ・ 必要以上に心配性な人
今回の句の訳は、私にとっても驚くべき解説が続きました。 いつも以上に、補足メッセージも詳しい。 神様がなぜ、やくに割って入ってきたか? それは……

。 『カタカムナ』 全80首の意味−第14句の解説

『カタカムナ』 全80首の意味−第14句の解説   📓 【原文】
 。 『カタカムナ』 第14首 

オホコトオシヲ イハツチヒコ イハスヒメ オホトヒワケ アメノフキヲ オホヤヒコ カサケツ ワケノオシヲ オホワタツミ ハヤアキツヒコ イモ ハヤアキツヒメ

 【漢字に直すと?】
  『カタカムナ』 第14首  -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-

多言教神をオホコトオシヲ 意は土彦イハツチヒコ 言はす秘めイハスヒメ 大穂日分け神オホトヒワケ 雨の吹きをアメノフキオ 大屋彦神オオヤヒコ 嵩決カサケツ  理由の教をワケノオシヲ 大綿摘み神オホワタツミ 早秋津彦神ハヤアキツヒコ 意も 早空き津姫神ハヤアキツヒメ

 🔎 【この句の意味は?】
  『カタカムナ』 第14首  -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-

多言教神オホコトオシオ(人間の知恵)を育てるためイハツチヒコ 秘密のことまで教えてイハスヒメくれる優しい神 しかし 大穂日分オホトヒワケ神は違う 大雨のとき 大屋敷主にアメノフキヲ オホヤヒコ川のカ カサケツサで罰を見せる 同じ理由で大綿摘神ワケノオシヲ オホワタツミ秋の収穫の分岐ハヤアキツヒコ イモは、神の罰なら収穫失敗ハヤアキツヒメ

  ・    ・  今回の句は【家宅6神】の神名が中心ですが、実際に訳してみたところ、予想外の内容が出てきました!! 今までと違って、危険な匂いのする訳! 本当にこの訳で合ってる? 神様に確認してみました。 結果は…… 合ってた!! ただし、補足解説があるそうで、神様から追加メッセージをいただきました。 以下は、『神様本人』による、原文にはない補足解説になります。   ・    ・ 

。 『神様本人』による補足解説

 🔎 【この句の意味は?】(神様本人による補足解説)
  『カタカムナ』 第14首  -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-

多言教おおことおしお(カタカムナを降ろした神)が 秘密のことまで、人に教えてくれてる理由は? 神が、土(人間)を育てたい意思があるからだ。 たとえば、大雨で川があふれそうなとき…… 河川のカサの高さは、大屋彦が決める。 大屋彦という名の神ではないぞ! 大屋敷主(その地域の支配者)のことだ。 神々の中でも、大穂日分おほとひわけ神は厳しい。体育会系のようだ。 あの神は、白黒成敗をハッキリつける。黒には罰を与える。 もし川が氾濫したら、それは大屋敷主の悪行が理由だ。 なぜ、支配者の行い次第で、川のカサが変わるのか? 地域一帯の収穫が流されたら、支配者が困るだろう? 支配者への罰だ。 大綿摘おおわたつみ神も、同じ理由を語っているぞ。 目に見える災害がなくても、秋の収穫がうまくいくか、いかないかは、やはり同じ理由だと。

テーブルデザインピンク2行 ええと…… 個人の罪が、地域全体の連帯責任ってこと?
やや違う。 作物の収穫量や、土地の人々の豊かさは、その地域の支配者次第。 組織の長、グループのリーダーは、それだけ全体に責任がある。 今回の『地域の災害』は、支配者の悪政への罰のことを指すが、目に見える形で災害が起こると、その支配者は地域住民に嫌われるので、おのれの罪の大きさを知ることとなる。そして、支配者交代の流れとなる。 古文書の研究家なら、知っているのではないか? 昔は、その地域に災害が起こると、「支配者の悪政のせいでは?」と言われていたぞ。 これは、古い時代特有の、迷信のたぐいではない。 当時の者にとっては世間の常識。皆が知るところだった。 二言目には『かんながら…』が口癖の人々だったのだぞ。現代人より、はるかに「神の懲罰」には敏感だった。 天災はたまたまではない。必然として起こるのだ。 天の災害は神の怒り……。   ・    ・ 
テーブルデザインピンク2行 地域の皆は、関係ないのに巻き添えくらっちゃうの? なんかヒドくないですか?
それがそうでもない。どちらにしても同じだったのだ。 古代日本の穀物の収穫は、個人が田畑を所有していたのではない。 豪族や貴族といった、『ブラック企業の経営陣』と、『搾取される平民』という構図で、その地域一帯が、「奴隷が働く工場」みたいな扱いだった。地域一帯が、囲いのない労働工場だ。 経営陣が奴隷に命令を下し、労働者が生み出したモノは、経営陣が全て持ち去っていく。 おこぼれは、ほんの『雀の涙』程度。だから、農民が収穫期の最中に、弱って餓死する。すぐ目の前に食べ物があるのにだ。 だから神は、他人の権利を奪う者を嫌うのだ。
テーブルデザインピンク2行 でも、個人への罰としては、スケールが大きすぎでは? ウンチョを踏むとか、もっとかわいい罰はないの?
見せしめの意図もあった…… 他の地域の支配者に対しての見せしめだ。 その罰は、多くの地域で、圧政への牽制につながることだった。 結果的に、多くの人を救っている。   ・    ・ 

。  神様は、腹黒い支配者には罰を与える!

腹黒い統率者は、何も昔のことに限りません。現代でも該当者はたくさんいますよ!

 ・ 汚職政治家 (国政・地方)  ・ 自己中心的な社長 (中小〜大企業)  ・ 悪徳業界・金融業界 (人の不幸の上に成り立つ)  ・ 組織の俺様リーダー&責任者(マネージャー)

強い立場の人が、自らの権力を使って弱い人たちの権利を奪い、自分のモノにしてしまう人のことを、神様は大変嫌います。 このような人は、神頼みも無視されるし、神社に来ようモノなら、バチを当てる気満々で待ってるくらい。 想像してみてください。神を敵に回した人生……。 その後の人生が恐そう。   ・    ・ 

🔎 カタカムナのヒントで解いた『古事記』の神名かむな解説

 🔐 今回の句に登場する『神名かむな』 本当の名は?


・ 大事忍男神(オホコトオシヲ)……(多言教) ・ 石土毘古神(イハツチビコ)……(意は土彦) ・ 石巣比売神(イハスヒメ)……(言わす姫) ・ 大戸日別神(オオトヒワケ)……(大穂日分け) ・ 天之吹男神(アメノフキヲ)……(雨の吹きを) ・ 大屋毘古神(オオヤビコ)……(大屋彦) ・ 大綿津見神(オオワタツミ)……(大綿摘み) ・ 速秋津日子神(ハヤアキツヒコ)……(早秋津彦) ・ 速秋津比売神(ハヤアキツヒメ)……(早空き津姫)

【補足解説】  【一言主神】 -=-=-=-=-=-=-=- ご神託を一言のみで伝える託宣神は『ひとことぬしの神』 答えのみ言う。大抵、詩の形で。  巫女……今年の作物はうまくいきそうですか?  神様……天高く馬肥ゆる秋(期待してイイ!)
 【多言主神】 -=-=-=-=-=-=-=- 多言主神おおことぬしは、解説系の神様。 解説なので、わかるように話してくれる。  巫女……神様、〇〇の答えは何ですか?  神様……説明しよう。まず一番大事なことは……

次に… 三番目に…… しかと心得て、皆にも周知徹底せよ!

NEXT『カタカムナ』 全80首の意味−第15句の解説




対面Session



Amazon



SNS